こんにちは♪
9月26日爽やかなお天気のちぃ八重茶地方です☀️
昨日、二女と一緒に権現堂の曼珠沙華まつりに行って来ました。
お彼岸に咲く彼岸花。
咲き姿といい、神秘的な花ですよね。
父が幼い頃、土手に咲いていた彼岸花がとてもきれいだったから祖母へ持って帰った時、家で生ける花ではないのだと言われてしまったというエピソードを毎年聞かされるのですが、この話を聞く度に抱く私の気持ちが年齢を重ねるごとに変わってきているなぁと思います。
祖母はとても信心深く、誰にでも教育的な関わりをしていた人だったので、若い頃ならば尚更、
父が彼岸花を採ってきたことに対して注意したのは想像がつきます。でも、その出来事があった晩に祖母は何を思ったのか。
歳を重ね彼岸花を見る度に祖母はどの様な気持ちで幼い頃の父と若かった自分を思い出していたのか。
そんなことを考えてしまいます。
父も、毎年彼岸花の季節になるごとに
「きれいだったから母に持って帰ったんだけど」
という言葉で始まるこの話には、
「きれいだったから母に」という気持ちだけだった
のに、知らなかったがためにあんな風に思わせてしまった悲しみが浄化されていない思いがいつまでも心に残っているんだと思います。
土手一面に咲いていた彼岸花はそれは美しかったんだろうなぁ。
喜ぶと思ったのでしょうね。
花に意味を持たせるのって時に罪なことですね。