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ちいさなちぃちゃん

ピアノが弾けて猫がいればそれで十分なのです。

50+25

昨日発生した石川県能登地方を震源とする地震により被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

皆さまの安全と、被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。


昨日は、実家に行っていました。

めちゃくちゃ楽しくみんなで大笑いして遊んでいた時に緊急地震速報が皆んなの携帯から一斉に鳴り。


沢山の料理を作って、お寿司も頼んで
食べきれずにかなり残ってしまったことを
帰り際に魔女が(母ともいう)ぼやいたので


「こうやって元旦から大変な目に遭うこともあるわけだからさ、、」
と言うと
両親は
「うん、そうだよね」


すべてが少しずつ進むわけじゃないです。




実家で父が突然私に一冊の本を持ってきて
手渡しました。


伊豆の踊り子
懐かしい。


「何か覚えてる?」

と、聞かれ


「ん?何が?」


なるほど。
これは、私の字で「きくぐみ」と書いてあります。
最後の「み」は一画目を長くし過ぎて書けなかったみたいですね。

他にもこの本に直接私の名前と、名前の一文字を漢字で書きたくて、でもうまく収まらなくて偏と作りを別々に書いてありました。

きくぐみとは、幼稚園の時の「菊組」のことで
文学好きな父が私に買ってきた名作選集でした。

最近、実家にある子どもの頃読んだ古い本を
読み返したいと思っていたところだったので
喜んで持ち帰ってきました。すると、


解説のページに謎の

50+25

なんだろうか???

めちゃくちゃ気になりますね。

というかなんでこんなに本に書いてしまう
子どもだったのか…



それから、


ずいぶんと大胆に折られたページ。

んー、、、なんとなく
覚えているような。


とっても短い自由詩の様な話「ありがとう」
なのですが、当時の私はこの話が好きだったのでしょうか?それともしおりを挟めばいいものを、
目印に折ってしまったのでしょうか?
その辺の記憶はまったくありませんが、何か
メッセージが隠されていたりして?と思って
読んでみたのですが、内容を幼稚園児だった私が理解していたのかなぁ?という話。ただ、
ありがとう
ありがとう
ありがとう
というところが、好きだったのか?
そんな風に思った気もするし、少しずつ
思い出せる気もしていて、謎解きができたら
面白いなぁ。と、思っています。


幼い頃から繊細だった川端康成の表現に
大胆に本に「これ私の!」と強烈アピールする私は
共鳴していたのだろうか?それも謎ですが…。


父は沢山の本を買ってくれました。
子ども扱いせず、好きな作家や本の熱い思いを
よく聞かせてくれて、今日もいっぱい話せて
嬉しかったです。


子どもの頃読んだ本を大人になって読むって
いいものですね。
児童文学を塗り絵に描いた本を買ったので
また、それぞれ読み返していきたいと思っています。


しかし50+25 なんだろうなぁ??











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