年末ジャンボは下二桁と一桁のみの当選で
年越しソバを食べて紅白見ながら年越という
平凡な大晦日を過ごしています。
今年の弾き納めはリストとベートーヴェンでした。
11月ピアノの師匠のお母様が亡くなられたことを知らされました。
お母様が師匠を生み育ててくれたから
今の私がいます。
ただ ただ感謝の思いしかありません。
平成。沢山の人との出会いと別れがありました。
父方の祖母が亡くなり葬儀の時、
父が私に言いました。
「今 泣いてるやつは後悔しているやつらだ。」
私はその言葉の意味を理解できる年齢でした。
その言葉を機に私は葬儀の時に泣かなくてはならない様な人との付き合い方はやめようと思ったものでした。
亡くなった後その方の魂に話しかけることは
出来るでしょう。
きっと届くでしょう。
でも。生きているうちに心通わせ
感謝を伝え、恩返ししておかなくては後悔すると思うのです。
精一杯向き合ってさよならの時寂しさに流す涙と
向き合わず伝えきれずどうしてもっとあの時と
後悔に流す涙では違うと思うのです。
色々な人の気持ちを知り
人の気持ちは様々であることを知り
みな同じ様に抱えてる思いもあること
みな不完全なこと
みな優しいこと
みな尊い存在であることをありとあらゆる
出来事から学んだ平成の30年間でした。
来年から始まる新時代
私はやり残して流す涙は流さない過ごし方を
ただ過ごしていきたいと思います。
拙い文章しか書けない私ですが
これを読んでくださっている方にとって
来年が悔いない一年となります様に
心より祈っております。
