玄関先に用意してあげたベッドに夜、ちぃちゃんが入って眠った姿を見て、
翌日の朝。
ベッドを見に行くと、そこにちぃちゃんは
いませんでした。
娘達はがっかり。
でも、ベッドで一晩寝た形跡はあるし
カリカリも食べた様だし
又、来るかも知れない。
もし、再び今日うちに来て、保護出来たら
病院に連れて行くね。と話をして
娘達はそれぞれ学校に行きました。
さて、あのこは
どこへ行った?
昨日初めて我が家に来ただけだけれど
必ず又うちに来るはず。と、
どういうわけか疑いませんでした。
今、思えば不思議です。
というのも、私の住む地域はとても猫が多く
我が家の庭に猫がいるなんて日常茶飯事なのです。
外猫達の人気スポット、我が家の駐車場だったり…
爪とぎ&ひんやりスポットの植え込みだったり。
ここは外猫さん達の通り道。
といった感じで、敷地内か駐車場には
大抵猫が日向ぼっこしていたりしています。
でも、この外猫さん達はみんなちぃちゃんより
体格も毛艶も良く、どこかの飼い猫か
地域猫さん。悲壮感はないのです。
この辺りは猫好きさんが沢山いてどの通りにも餌やりや、避妊、去勢手術をしたり病院にも連れて行ったり地域猫として面倒をみる人、飼う人がいます。
じゃあ、なんで ちぃちゃんはゴハンにありつけなかったのか?ガリガリで我が家に来たのか?
その話は、動物対話士さんに後々教わる事になるのですが、
ちぃちゃんは、ただうちの庭に寛ぎに
来た感じではなかった。
明らかに意志を持ってここに存在している。
そんな猫だったのです。
朝の家事のあれこれをして
再び外へ出てみると…
いました。日向ぼっこしてます。
ワタシ、この家に決めたから。
そんな風に、体を横たえて
私に伝えている様でもありました。
お腹はペタンコ
足の汚れ、肉球の白さ。
どんな毎日を過ごしてここまで来たの。