こんにちは♪
5月最後の日曜日☀️
もう、あじさいが色づき始めたちぃ八重茶地方です。
さて、最近は飼い主の心のつぶやきばかり
書いていたので、今日は猫の多頭飼いついて、我が家の場合を書いてみたいと思います。
こちら、先住猫の「ちぃ」
基本がこの、困り顔。
「他の猫連れてくるとか絶対やめてにゃ🐾」
そう思っていたに違いない、ちぃちゃん。
なぜなら、とっても甘えん坊でかまってちゃんで、寂しがりや。人は好きだけど、他の猫の指導もお世話も全然好きじゃない。
最も新たに猫を迎えてはいけない典型的な性格の猫だと思っていたので、飼いたい気持ちはあったけれどちぃちゃんのためにずっと迎えることはしませんでした。
しかし、我が家に来て6年。
ついに転機が訪れました。
我が家の一員としてやって来たのが
八重ちゃん🐄
なぜ、迎え入れることになったのかは
ここでは割愛しますが、一言で表現すると
保護した日が同じ日で
「運命感じちゃったから」
です。
最初のうちは部屋を別々にしていました。
ケージの中でまずは落ち着いてもらおうと
ケージを覆えるカバーをつくって
一晩過ごしてもらいましたが、
ケージに閉じ込めておくのが可哀想に思えてしまい、２日目には一部屋全体を八重ちゃんスペースにしようということになり、ちぃちゃんが入らないように注意をしながら、2週間別々の部屋で過ごしました。
ソファの下に潜って遊んだりしてたねぇ。
退屈しないようにおもちゃでいっぱい遊んであげました。
初めて部屋を開放して、会った時ちぃちゃんは八重ちゃんにウーシャーしていましたが、
ちょっかいを出されたり、ドタバタされなければOKという感じでした。
すぐにこんな距離感もOKになりました。
ちぃちゃんから八重ちゃんへ毛繕いする場面も
あり、仲良くなるかなぁ♪と淡い期待を抱きましたが、そんなキャラではないのが、ちぃちゃん。変わらず人に甘え、猫に厳しいままでした😅
八重ちゃんは、人も猫も好きで、ちぃちゃんとも遊びたくて遊びを仕掛けたりするのですが、
それは叶わず。
心配していたより、意外とちぃちゃんは
ブーブー文句言いながらも、仕方ないわね。
といった諦めモードで八重ちゃんの存在を受け入れてくれました。
体調を崩してしまうこともなかったし、
食欲も変わらず、何か神経症的な症状を起こすこともなく過ごしていました。
とはいえ、変わってしまったこともありました。
それは、オモチャで遊ばなくなったことと、
飼い主を玄関で待たなくなったことです。
それまでは毎日、私が振り回すスシローとコラボの猫じゃらしで遊ぶのがふたりの日課だったのに。
それから、どこへ出掛けても、帰ってくると玄関のドアを開ければ必ず待っていたり、迎えにきてくれていたのが、
2階のダイニングテーブルの上から、私が入ってくるドア🚪に向かって待つ態勢に変わりました。そのことを動物対話士さんに聞いてみると、八重ちゃんの前で遊ぶ姿を見せたり、「可愛い」とか言われる姿を見せたくないという心理なんだそうです。えぇー。
猫にも恥じらいやプライドがあるということですね。
これは、友人の飼い猫も同じようなことが起こったという話を聞いたので、先住猫あるあるなのかも知れませんね。
そんな感じで、2年半が過ぎた去年の11月。
友人からの依頼を受けて保護をし、
次にやって来たのが
茶々でした。↑隣の毛布の中に八重ちゃん。
茶々をうちの子にする時も、一番に心配したのは、ちぃちゃんのメンタルでした。
ちぃちゃんはもう約12.3歳。活発な子猫と暮らすのは高齢のちぃちゃんにとって、相当なストレスだと思い、申し訳ない気持ちを抱きつつ。
茶々の時も、まずはケージで一晩過ごしてもらったものの、ぴきゃーぴきゃー「出してよー出してよー」と鳴いて、ケージから出たがっていたので翌日には出すことに。
ただ、病気がないか？ワクチン接種もしないことにはちぃ八重と対面させられなかったので、
病院へ行って訳を話して、エイズ白血病の検査や糞便検査、ワクチンを打ってもらいました。
病院へ行く車の中も嫌がらず、私の指で遊び
帰り道はポカポカの日差しを浴びて気持ちよくなって寝ちゃった茶々。可愛かったなぁ。
突然現れた茶々に驚いて
動揺しない筈がないちぃちゃん。
部屋を出たり入ったり、大分落ち着きのない
様子でしたが、
ちぃちゃんは、目の前に現れなくて
騒がなければ割とイケることを知っていたので
ちぃちゃんスペースから見えない所に、即席で茶々スペースを作りました。
すると、茶々も落ち着くのかすんなり
自分の場所として使い始めました。
ここは、半年経った今も茶々の休憩場所になっています。
お世話が大好きで、優しい八重ちゃんは、
遊び盛りの子猫がやってきて誰よりも喜ぶだろうと思っていました。
ところが、どんな反応だったかというと、、
家の中の突き当たりに引きこもってしまいました。（通称 八重ちゃん横丁）
寒いから出ておいでよー。
ゴハン食べなよー。
いくら声を掛けてもダメでした。
茶々がフラフラどこかへ行ったり、
寝床で寝ていることを確認して確認して確認しまくって、ようやく出てきてゴハンを食べて
また、引きこもる。
これを何度か繰り返し、
やっと私の所へ来てくれたのは
２日後のこと。
「まましゃぁぁん！」
「八重ちゃぁぁん！」
２日間一生懸命気持ちを整理してくれたのでしょう、引きこもっていた八重ちゃんでしたが、
あっという間に、茶々の前で戯けてみせたり
遊んであげたりしてくれるようになりました。
しっぽで遊んでもらっている茶々🐾
茶々が来たのが冬だったこともあってか
３匹揃ってホカペの上でぬくぬく過ごせるようになっていました。
茶々は、まだ一歳に満たないので、まだまだヤンチャだし、無邪気で元気な子だけれど、
1人で隙間に入ってしまったオモチャや紐なんかを取ろうとする静かな遊びも好きだったりするので、ちぃ姐さんを怒らせることが少なくて、
「茶々おっけー。」
ちぃちゃんの顔もオコでも、困ったでもないでしょう？笑
よかったね、茶々。
3歳になってもまだ諦めずに
ちぃちゃんに遊びを誘う八重ちゃん。
よく、ちぃ姐さんから怒られています😅
３匹飼ってみてわかったことは
猫嫌いのちぃちゃんが、1番猫から好かれているということかな？笑
ちっとも優しくしてなんかいないのに、八重＆茶々からモテモテなちぃちゃんです。
友人から、「２匹まではたいして変わらないけど、３匹からは世話が大変だよ。」（特にトイレ）と言われていましたが、私はそれほど負担が増えた感じはしませんでした。
困ったというか、いいのかなぁ？と思ったことは、ゴハンです。茶々は子猫用、ちぃちゃんは
シニア用。八重ちゃんは好きなカリカリという風に分けて出すのですが、食の好みが一緒の
ちぃ茶々が、お互い逆のゴハンを食べてしまうことがあり、カロリーの高い子猫用を食べていたちぃちゃんは、体重が増えました。
それから、ちぃちゃんはシニアになってから
一回に食べる量は減って回数が増えたので、
早朝何度も私を起こして食べるのですが、寝ていた茶々が起きてしまう時があって、そんな時茶々もつられて食べ始めちゃうのです。😅
昼間も、「あ、八重姉ちゃんが食べてる♪アタチも食べよ！」「ちぃ姉ちゃんとも一緒に食べる！」といった具合に、誰かの食事タイムにつられて連れゴハンしちゃうのです。茶々姫。
だから、どんどん体重が増えてしまい、中々のわがままボディに仕上がっています。
ゴハンは、これからもし誰かが療法食などになった時には問題になりそうです。
我が家はたまたま３匹とも、雌猫なので
テリトリー意識が強くもなく、変化にも順応できたので、一応多頭生活は成功といえるかと思っていますが、猫によっては先住猫がストレスで体調を崩したり、家出してしまったりすることもあるので、こればかりは、絶対大丈夫とは言い切れません。ただ、大半の猫たちは時間が掛かっても、いずれは上手く距離を取って過ごすようになるみたいです。
よく、新入り猫を迎える時、1番大切なことは
対面の仕方といわれていますが、私が見てきて感じたことは、時間を掛けて少しずつ気配を感じさせてからでも、いきなりでも、いざ面と向かって対面する時、先住側は不安を感じるものだと思います。新入りの方は子猫の場合、すぐに新しい場所や匂いに興味津々で探検したがるので、衰弱しているとか、怖がっている様子の子猫でなければ、ケージ内にあまり長い間入れておく必要はないかな？と感じました。
猫といっても、それぞれ実に様々な性格があるし、会った瞬間から受け入れられるコもいれば、中々心開けないコもいますから、相性含めて何とも言えない。というのが正解な気がします。ただ、猫は単独行動する動物だから、１匹だけで飼うのがベストとよく言われていますが、それは食料が確保できるのかできないのかによって違うのではないのかな？と、思います。毎日食料に困ることなく、身の安全が確保されると、猫でもテリトリー内で複数の猫と過ごすことは可能になるのではないかと思います。
縁があったからだと思うとか
動物対話士さんを通して伝えられた猫からのメッセージという視点からの話は置いておき、
実際にどのような段階を踏んで我が家の猫たちがお互いに慣れていったのかを今回は書いてみました。
最後まで読んでくださりどうもありがとうございます🙏🐱💕
