おはようございます♪
毎日暑さが厳しいですね☀️
天気予報を見ると沖縄の方が涼しいようです😅
「八重、涼しいのあんまり好きじゃにゃい」
ちょうどいい所を求めて色んなところで過ごす八重姫。
沖縄かぁ。行きたいなぁ🌴🍍
飼い主、沖縄が大好きです。
成人式の着物は紅型の振袖でした。
その着物を20歳になった二女が着ることに。
その振袖には荒地の魔女エピソードがありまして…。
荒地の魔女(母ともいう)が若い頃から
着物を買っていた呉服屋がありました。
たまたま19歳の時近くの制服屋で短期アルバイトをしていた私は、昼休みに友人とその呉服屋へ行き、振袖を見ていました。
そこに、なんとも素敵な今でも忘れられない赤い振袖がありました。
赤地にシャボン玉の中に和の小物とかが入っているという変わった柄だけれど可愛く落ち着いていて、その振袖か、もう一枚のグリーンと青の水辺や花の柄でそちらもとても他にはない変わった一枚があって、友人と
「どちらもいいねぇ、素敵だねぇ」なんて
目をキラキラさせて話していたら
いつもは見ないパートのおばちゃんが私の所へやって来て
「あんたらには買えないよ!!」
と言い放ちました。
唖然。
そこら辺ではとても有名な呉服屋ですし、
振袖も7桁のものしか置いてありませんでしたから、チャラチャラした小娘に言うのもわからなくもなかったのですが、母が10代の頃からお世話になっている呉服屋だったので、そう言われたことに苛立ちもあったのでしょう。
帰宅して、魔女に言ってしまったんですね。
「今日さ、◯◯屋でSちゃんと振袖見てたらね
『あんたらには買えないよ!』って知らないパートのおばちゃんみたいのに言われたんだよね。」
と。
それを聞いた荒地の魔女は…🔥🔥🔥
呉服屋に電話をかけ
「娘が振袖見ていたら『買えないよ』って言ったらしいじゃない?おたくでどれだけ着物を買ってきたと思ってんの!?
もう買わない。」
😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱
😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭
あーーーーーーーーーー
なんでそうなるかなーーーーー
私に「買えるわけないよ!」発言したおばちゃんはまさか私がお得意様の娘だとは当然知らなくて言ってしまったわけで、
そこのご夫婦、と大おばちゃまだったら
「あら、◯◯ちゃん!振袖着る歳になったのね!😊😊」と、話かけてくれたはずなのです。
そんなことが通用しないのが荒地の魔女。
知っていたか知らなかったかなんて知ったこっちゃないといったところ。
「ふんっ。いい呉服屋なんてあるんだからさ
ばあちゃんが買っていた◯◯◯屋で買おう」
と魔女。
やだー。
私はあの京都の街の玩具箱みたいな可愛い
赤い振袖が着たいんだよぉぉぉ😭
ちくしょーぉぉぉ
荒地の魔女めーーー。
あれに勝る振袖なんてない。
そう思いながら魔女と祖母の買う呉服屋へ
行きました。
やけっぱちになっていた私は呉服屋の旦那さんにただ一言
「誰も着てないような変わったものがいい。」
と言ったら
作家物の黒地にの鳥や花や水辺の柄が色鮮やかな紅型の振袖を出してくれたのです。
着たかった赤の可愛らしい振袖とは真逆の
ド派手な着物でしたが、私の気持ちを変えさせるには説得力のある着物でした。
京手毬を持って遊んでいる姿(赤い振袖)
の飼い主から
リオのカーニバルでステップ踏んじゃってる位のノリの変換をしないと着れない勢いのある着物でした。
着物が物凄い柄なので、帯も小物もあっという間に決まりました。
その間、魔女は言葉少な。
心の中でどう思っていたのでしょうね。
着物も帯も長襦袢も、いいと褒めていたし
今もあれはいい着物と言いますし、作家物で
着物も帯も長襦袢も目ん玉飛び出る値段のものでした。
でも。
荒地の魔女の趣味ではないし
魔女の呉服屋とは全然違う雰囲気なわけで
魔女なりに呉服屋の趣味の違いを感じていたと思います。
京都の小娘から江戸っ娘にシフトチェンジした
私の暴走は止まらずとんでもない着こなしをして成人式は半径2メートル位同級生が近寄れない姿で行きました。
それはそれでとても良い思い出なのですが、
やっぱり私はあのシャボン玉の着物が着たかった…。後にも先にもあんなに可愛い振袖を見たことがありませんもの。
でも、二女が私の着た振袖を「着たい」と
言いまして。
マジか。
身長も高く手足も長い二女、私の着物で合うのか直しはないか合わせてみると
ピッタリ!
これ程親の着物で寸足らずじゃないのは
今まででないよ。と言われたほど。
大概、親より娘の方が大きいんですよね。
でも私も腕が長いので作ってくれた当時
「裄は男並に出しておくね。」と呉服屋さんが
言ってくれたのを覚えています。
身幅もぴったりで(私ってば痩せてたのね)
丈も👍どこも直さないで着れるのです。
不思議。
若い頃のロックな気持ちで私はこの振袖を
着たけれど、本意ではありませんでした。
でも、二女が「着たい」と言ってくれたので
救われたと同時に
紅型を選んだというところが
私と沖縄好きの何か縁があったのかなぁ
と、思っています。
私の誕生日が沖縄本土復帰記念日で
紅型の模様に何故か惹かれるのには
何かあるのでしょうね。きっと。
荒地の魔女が「もう買わない」と言ったことにも…。
凄いですよね。ずっとそこの呉服屋からしか買わなかったんですよ。それをもう買わないと言ってしまえるものか。
荒地の魔女、違う銀行にお金を預けに行った時
そこの女の行員が地面に母のお金が入ったバッグをドサッ!!っと置いたのを見たらしく、
「お金やっぱり返して。積まない!」
と言って、上司が追いかけ平謝りしても何をしても、「お金をあんな風に扱う銀行には預けない。」と譲らなかったという魔女。
うん…。
魔女は商売人だからな…。
扱いを粗末にする使用人がいるということは
店全体を表していると捉えるんでしょうね。
自分への扱いが粗末にされることも物凄く嫌う魔女。
そうでないと成功しないんだろうなぁ
って、つくづく思います。
私はまだまだだな。
あ、でも。
新しく生徒さんが体験レッスン希望で来られるのです♪楽しみだなぁ💓
良いご縁となります様に🙏
今日もこれから気温が上がりそうですね。
自分を大切によい1日を過ごせますように🌻
最後まで読んでくださりどうもありがとうございます🙏