猫ブログだよ!塗り絵④
前回の続きです。
ライブの内容は、
彼女は楽しかったのでしょうが、散々なものでした。
私は、大抵の種類の人間と接してきたことがあるはずでしたが、ここまで露骨な人種は初めてだったかも知れません。
もう、途中から彼女の欲求を満たすためだけに
私は話に付き合い続けたのですが…。
細かい内容は割愛したいと思います。
酷くて笑っちゃう内容過ぎるので。笑
ただ、その彼女の承認欲求を満たすライブの中
一枚だけ、途中までとてもいい感じで塗っていたのに、トーンの違いすぎる色をのせてしまったので、その後どうまとまりをつけようかと思案したまま止まっている塗り絵があり、それはどういったアドバイスをしてくれるのかと思い聞いていると、彼女は、
「消しゴムで消しちゃえばいい。」
って言ったのです。
それまでも本当にここにつらつら書き連ねたい程のひっどいことを言いまくっていましたが、
これ以上の言葉はないように思うんです。
凄いパワーワード。
え、?
だったら、今までの塗りかけも全部消しゴムで消せばいいじゃんね。
それって、なんなら本ごと買い直せばいいじゃんって話ですよね。
あ、こいつ人としてダメだわ。
いや、とっくに気づいてたけど、決定的に
人にアドバイスするとか教えるとかする立場になんて絶対立っちゃいけない人だわ。
と、思いました。
彼女は塗り絵教室を開くのだと言っていたけれど、どこに消しゴムで消しなさい。と教える人の元に人が集まるというのでしょう??
何度も言いますが、これだけじゃないです。
貶され貶され貶され。アドバイスする為に貶したんだか、本気で思って貶したんだか知らないけれど、面白い程貶して上から発言連発、
どんなレベルでおかしかったかというと、
カラーチャートはあるのか?と聞かれたので
作ったカラチャを見せると、
「そんなキレイに作らなくていいから。」
わけわからんですよね?
ダメなんですか?カラチャを綺麗に作っちゃ?
もう、何を言ってもこんな調子で、書き始めると私も止まらなくなるのでやめておきますが、
「消しゴムで消せばいい」
発言は私の頭に強烈にこびりついたのでした。
普通に考えてもおかしいです。
おかしいんだけど、私はピアノを弾くわけですが、よく、私の師匠の言葉の中に、
「私たちのやっている芸術は消しゴムがつかえない。」というセリフが登場します。
「東大だ、京大だ、エリートだって皆んなもてはやすけれど、彼らは試験で消しゴムが使えたよね。私たちは消しゴムなんか使えないことをやっているんだ。」
と。
そうなんですよね。出した音をなかったことには出来ない。その世界にいる私にとって
消しゴムで消せばいい。は、かなりのパワーワードでした。
馬鹿じゃないですから、言いたいことは
分かっています。そりゃ、そうですよね。
何らかの理由が生じて、その塗り絵が止まってしまったのであれば、その理由を消しちゃえばいいじゃん。ごもっとも。
わざわざ告知までして開いたライブの意味よ。
そんなことを言うのであったら、私のライブ中かDMで
「あの、塗りかけの塗り絵、嫌なところがあって塗り途中になってしまってるなら、消しゴムで消しちゃえば?」
と、言えばよかったんだよ。
それを、わざわざお互いのフォロワーや
家族が観ている中で
消しゴムで消しちゃえよ。笑
娘にも散々言われましたが、よくキレなかったし、言い返しもしなかったなと思います。
偉いな、私。
二女なんか、「声も聞きたくない。」
「アーカイブなんか消しな消しな。そんなものがママのインスタに残ってるなんて嫌だ。」
フォロワーさんたちも、酷い、酷いと
言い、中には見直してみようとしたけれど
途中でギブアップした。
あれは最後まで見ていられない。
周りから話を聞いたら、始めから見る気にもなれない。などと言われ、
面白いから残しとこうかなと思いもしたのですが、私よりも嫌な思いをしてる人が居たので、消しました。そして、その後も私の身内の置かれている立場を利用して、彼女の人の良さをアピールしたストーリーなどを見て、私の地雷も爆発し、関わることをやめました。
彼女は他所でも色々やらかしているらしく、
私に限ったことではないみたいでしたが、話を聞いたり、今までのライブや人との関わり方を見ていると、最初の「楽しむべき」といった
明るい発言からは最も遠くにいるようで、
劣等感の塊なのか、不安が大きいのか、承認欲求を満たしていないと死んじゃう病なのか知らないけれど、人を貶し、人と比べ、優越感に浸っていないと気が済まない、そんな人でした。
くっだらな。
たかが塗り絵なのに。
って、思いました。今でも思います。
でも、時々彼女の言い放った私の色に言った
「消しゴムで消しちゃえばいい。」
このセリフが、蘇ってしまい
色々と考えてしまうんです。
塗り絵が今まで通り楽しくなくなってしまいました。言われたすぐ後は、言ってろばーか。
という勢いで、楽しくすいすい塗っていたのですがその後は、行き詰まったり、色選びに失敗したかなー?なんて思ったりする度に、彼女に言われた様々なくだらぬ発言が脳裏に蘇って、
あー、😮💨消せばいいのか?
こんな感じ。後からじわじわと効いてきた
言葉の数々でした。
けれど。
あんな承認欲求くれくれク◯女に言われた言葉に負けて塗り絵が楽しめないなんてむかつく。
娘や姉がプレゼントしてくれた塗り絵本たちを
たくさん塗りたい。
そもそも、純粋に楽しまず、人を貶めて存在価値を見出してる女の言葉に影響されるなんて、
私もク◯女と同じレベルにいることになるんじゃないのか?と、思ったら
うーわ。やだわ。アホらし。
と、思えて、
思えたら、
ポンポンポンと、楽しみながら塗れていました。
3枚目を投稿した時、インスタのフォロワーさんから、メッセージが来ました。
「何が起きてるの?」
と、今までの私のペースではない投稿に
ただならぬ何かを感じたらしいフォロワーさんからのメッセージでした。
ん?そう?
よく、日付をみてみたら5日くらいの間に
3枚も投稿していて、私の方が時空が歪んだのかと驚いてしまったのですが、ずっと引きずっていたけれど意識が変わったのは確かだったので、そのことを告げると、
「私はらむねさんの塗り絵が好きだよ。」
「誰もらむねさんの塗り絵を見て世界観がないなんて思わないよ。」
と言われ、自分でも引く位、涙がボロボロ
落ちました。
そして、彼女は当時からずっと私の塗り絵を
褒めてくれて、励ましてくれて、
あぁ、何度も言わせちゃってるな。
そう思ったら、私はキッパリ吹っ切れました。
消しゴムで消せばいい発言をした人よりも
私は、彼女の方が大切。そんな彼女が
一生懸命励ましの言葉をくれているのに、
いつまでも、消しちゃえよ女の言葉に負けているのは、彼女を大切に思えてないように感じたからです。
味方がいるのに、いつまでもグダグダしているのは味方にひどい。
「誰もあなたの塗り絵を見て世界観がないなんて思わない」
は、
「消しゴムで消せばいい」
を上回るパワーワードになりました。
今でも、泣けてしまいます。
そんなこと言ってもらえて。
たかが塗り絵、されど塗り絵。
塗り絵を通してこんなに沢山の感情を味わいました。
この本の中に、こんなことが書かれていました。
自分の心をいつも透明に美しく保つために、
色を道具として使うのです。塗り絵は手段です!時間をつくって、色を塗る行為をやってみてください!こういうことかぁ、と感覚的に理解していただけると思います。
一度出した色を、音をなかったことにするような、心に蓋をするようなことはしちゃいけない。
塗り絵はその人の心の中。
たかが塗り絵、されど塗り絵。
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