おはようございます♪
今日2月22日は
【猫の日】です🐈
なぜ、今日が日本の猫の日かというと
猫の鳴き声と2「2ニャー2ニャー2ニャー」をかけて2月22日なのだそうです。
この、猫の鳴き声が「ニャー」と聞こえる
謎について今日は少しだけお話を。
皆さんは世界では猫の鳴き声がどの様に表現されているかご存知ですか?
以下は、主な言語での猫の鳴き声の表現のうち、代表的なものの一覧となります。
・英語(英語)「meow(ミャウ)」
・英語(米語)「mew(ミュー)」
・フランス語「miaou(ミャウ)」
・ドイツ語「miau(ミアォ)」
・スペイン語「miau(ミャウ)」
・イタリア語「miao(ミャーオ)」
・ロシア語「мяу(myau/ミャーウ)」
・スロヴェニア語「mijav(ミヤゥ)」
・中国語「喵(miao/ミャオ)」
・韓国語「야옹(yaong/ヤオン)」
どの言語でもおおよそ、「m音」から始まっているなどの共通点が見られますね。
日本で猫の「にゃーにゃー」は、平安時代は「ねうねう」と書いて「ねんねん」と読み、鎌倉時代は表記も発音も「ねうねう」となりました。現在の「にゃーにゃー」となったのは江戸時代からになりました。
日本人だけが昔から猫の鳴き声はmではなく、
n音で表現していますよね。
実は、
日本語で育った人は、猫の泣き声を左脳で聞いていて、そうでない外国人は、右脳で聞いていると考えられます。右脳は、ものごとを直感的に捕らえる「感性脳」左脳は、論理的な処理を受け持つ「言語脳」
猫の泣き声を処理する脳が、生まれ育った国によって左右違うのでしょうか?
実験で、いろいろな音で左脳と右脳の違いを調べると、音楽、機械音、雑音は右脳、言語音は左脳というのは、日本人も西洋人も共通であるが、違いが出るのは、母音、泣き・笑い・嘆き、虫や動物の鳴き声、波、風、雨の音、小川のせせらぎ、邦楽器音などは、日本人とポリネシア人だけは言語と同様の左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いていることが分かっています。
日本人は子どもの頃から、動物の鳴き声や虫の声を左脳で聞いて、文字に置き換えてアウトプットします。
日本語で育っていない人は、機械音とか別の音として捉えています。
日本人が猫の鳴き声を左脳で聞いている証拠が
♫ あれ松虫が鳴いている
チンチロ チンチロ チンチロリン
あれ 鈴虫も鳴き出した
リン リン リン リン リーン リン
秋の夜長を鳴き落とす
こういう童謡が日本の特徴。
外国では、虫の声を表現した歌はあまり聞きません。
日本語で育っていない人は、虫の声を雑音として、言語としては捉えていないのです。
実際に、外国の人に虫の声を聞いてみると、「知らない」「難しい」「表現できない」という人が多いです。
猫の鳴き声、虫の声は、擬声語・擬態語と呼ばれるもの。
日本は猫の鳴き声や虫の声を文字で見る文化、そのため音で表現できるのです。
子供の頃に世界では猫の鳴き声が
ミャーとかミャウと表現されていることを知った時、「はぁぁ?そんな風にどうやったら聞こえるんだ??」と、とても不思議に思ったものでした。
大人になってから改めて聞いてみても
mの発音はしてないと感じました。
英語圏のmの発音は日本語のあっさりしたmよりもっと唇をしっかり閉じて発音します。
猫、いちいち唇閉じてmの発音なんてしてないです。このことですら気付かない?気にもとめないのが他国の耳らしく、日本人の脳は鳴き声を言語化出来る特殊な仕組みになっているのです。この話は掘り下げると一冊の本が書けてしまいそうなくらい長くなってしまうので、この辺にしておきましょうね😅
また、日本人の聞こえ方について話す機会があったらお伝えしたいなと思います👂
君たちの鳴き声が
「ニャー」と聞こえる耳にも今日は感謝の日😊
穏やかなまぁるい笑顔溢れる一日でありますように🐱💕
最後まで読んでくださりありがとうございます♪