2月16日 日曜日
譲渡会の日。
新型コロナウイルスのニュースは出てはいたもののまだ暮らしの中に制限などは出ていない頃だった様に思います。
店内の譲渡会コーナーへ入り
あぁ、写真の子はこの子ね、うんうん。
みんなやっぱり可愛いねぇ。
そこで初めて会った八重ちゃんは
「わわっ 小さい!」そう思いました。
成猫さんや半月位月齢の高い子が多かったので
小さく感じました。
そこでIさんから八重ちゃんの話を聞いている時
娘達は茶トラさん達や他のにゃんこ達と触れ合ったりボランティアさんから話を聞いたりしていました。
娘達の元へ行くと人懐こく大人しい成猫さんを
抱っこしているところでした。
この子を迎えたいと考えてるのかな?と思い
聞いてみると「うーん…。」
可愛いし、事情もあるし迎えてあげられるなら
叶えてあげたいけれどピンと来るものを感じられなかった様でした。
その後娘達は八重ちゃんのところへ行き
Iさんからお話しを聞きながら八重ちゃんを
抱っこしていました。
「可愛いぃ…」
八重ちゃんはずっと二女に抱っこされていました。
娘達が、Iさんから聞いた保護した時などの話を
私にしてきたので、「うんうん、私もさっき聞いたよ。」と言いながら、改めてIさんと話をしていました。
その間も
二女に抱っこされ続ける八重ちゃん。
「飼いたい…。 可愛い…。 可愛い…。」
愛おしくてどうにもなりません!といった
様子の二女。
今までずっと頑なに次の子の迎え入れを
拒否して来た娘がメロメロになりながら
八重ちゃんを撫で続け飼いたいと言っているのには驚きでした。
「ウィンちゃんの責任者になる?」
と聞くと
「うん。」即答する二女。
私はIさんの保護当時の話を改めて聞いていました。すると「その日はとても寒い日で」というワードがなぜか気になり、
「あの、保護した日っていつだったんですか?」
まさかね…と思いつつ
聞くと、
「12月1日です。」
だから、まさかねって言ったじゃん!
思い出しながらでもなく、忘れもしない
あの日だったのでしょう。即答でした。
とりあえず、私は
何か奇声をあげた様な気がします。
そして、あわあわしながら娘達にウィンちゃんが保護された日は
12月1日なんだってと伝え
迎え入れる選択しかないことが決定的に
なった瞬間でした。
なぜなら、我が家の先住猫
ちぃちゃんを保護した日も
12月1日なのです。
はい、決まり。
作成成功ニャ🐾