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ちいさなちぃちゃん

ピアノが弾けて猫がいればそれで十分なのです。

ダイヤル回して〜手をとめたぁ

日が差したのも束の間
ちぃ八重が起きた時にはもう雨が降り出してしまいました。


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晴れたの知らニャイ…


にゃー達が寝てる間に作ったのは
こちら。


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バッグです♪

洋裁の作業過程で私が最も好きなのは
縫うところ。
1番苦手なのは型紙を写したり裁断や出来上がり線をつけるところ…要は縫う以外はあまり好きじゃないです💧

しかし、我が家の義母さんは私と逆で
縫うまでが大好きなんだそう。
私にはちょっとよく意味がわからない…😅
のですが、それぞれの嫌いな工程が逆に好きな工程なので、よく昔は一緒に娘達のワンピースやジャンパースカートを作りました。

そんな風な発想?で、生地にアイロン転写出来る型紙が売られているのを見つけた時は
おー!! そうだよ!これだよ!
と、これからはこういう商品が増えていくか!と、嬉しかったものですが、全く増えませんでした💧


しかぁぁしぃぃぃ!


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見て♪

さっすが、フェリシモ


型紙いらずでバッグが作れちゃうキットです♪
線も、印も付いていて
この通りに切って縫えばいいだけ♡
まるで私のために企画してくれたかの様なキット!
しかも、さらなる億劫がり屋の為に
縫わずに接着剤を塗っても完成する様にもなっているんです。す、凄い…笑
縫うのも面倒だけど、バッグを手作りしたい上手がいるんですね。そしてそんな人の為に商品化するフェリシモ…。さすがです。
よく商品を見ていると
こんなの必要とする人いるか???^^;
こんなことの為に買う人いるのか???^^;
と、思いつつ
たまに、おー!やば!この発想すご!!
欲しいかも。使ってみたいかも。便利かもー♪
と、思っちゃう商品があるんですよね。
このキットはもうドンピシャでしたw
また、至極丁寧な作成手引きが付いているので
同じデザインで作りたくなった時には助かります。

実は、このバッグを作り始めた時にかがり縫いを掛けようと思ったのですが、義母のロックミシンが壊れているので、私のミシンでやろうと思い、ダイヤルを回して(大昔のミシンです)押さえを変えてやってみたのですが出来ず…。ま、いっか。と、直線に戻したのですが、針の位置が真ん中より右にズレています。針を付け替えてみても押さえをやり直してもダメ。ググってみると針を押すパーツを緩めてズラして調節してみろと書いてあるので
やってみようにもネジが動かず…。
縫えないことはないのですが押さえの真ん中に針が落ちないのが気持ち悪くて、雨の中意を決してミシン屋に出かけました。
車で行きたいほど、重たいミシンなのですが
車で行く程の距離ではないんです💧ミシン屋まで100メートルあるかな?位( ̄▽ ̄;)
えっちらおっちらミシンを持ってミシン屋に到着すると、早速「どうしました?」と見てくれる様子の歌丸師匠と所ジョージを足して2で割った様なおじいちゃん店主。
かがり縫いにして、縫幅替えて押さえも変えて
やったんだけどダメだったから直線に戻したのに針がズレたままだと伝えると、
「普段から刺繍とか他の縫い方してる?」
「してません。」
「いつもしているなら問題なく動くんだけど
やってなかったのに突然やると固まっちゃって動かなくなっちゃうことがあるんだよ。
分解しないとダメなんだけど、かなり年月の経ってるのミシンだし、このままでも直線縫いは出来るからこのままで使ったら?」
とミシンよりずっと年上の歌丸店主に古いミシンだと言われ、笑うしかない私。
「そうなんですねぇ、針を押してる棒を緩めて動かすことは出来ないの?」と、ググった知識で質問してみるも、「無理だよ。やって見せてもいいけど」と、言いながら、針を止めるパーツを歌さんが指でグイっ!👍と押したら
「あ。戻った!」

…なんて事はない、物理的な力で真ん中に
戻っちゃいました。
なんだよ、歌さん。直ったじゃん😅

歌丸師匠にかなり古いと言われ
店内に修理に並んでいるミシンを見てみると
本当に私のが1番古かった!
みんなフォルムが丸くてシンプルで真っ白な
ミシンばかり。
私のは見るからに昭和のいかついセダンみたいなデザインです。笑
それもそのはず。私が小学生の時に母が誕生日プレゼントに買ってくれたミシンなんですから
もう、30ン年経っています。小学生の私におもちゃの様な物ではなく10万円以上したきちんとしたミシンを買ってくれた物なのでずっと大切にしていて、私の生活の一部、相棒でもあります。

このミシンの品番をネットで見てみると
まだまだ使ってる人がいて、直してる人もいて
「今日はこのミシンを直しました。」と
ミシン修理のブログが見れたりして。
パワーがあってしっかり縫えるミシンだと
書かれているのを読むと尚更使い続けたくなるのです。勿論、廃盤、昭和の時代のミシンです。最近はマスクや薄手の物しか縫っていなかったので、

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普段は全く使わないこの糸と普段縫わない生地との糸調子に大変苦労しましたが、まぁ、なんとか完成です。


ミシンも年寄り。
孫の運動会の綱引きに出て普段使わない筋肉使って腰を痛めるおババみたいに
普段使わない機能は封印です。笑
日頃の働きに感謝を込めてミシン油をさしました。まだまだ現役でいてもらいたいけれど
人間も機械も普段からやっていない動きには
要注意ですね。