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ちいさなちぃちゃん

ピアノが弾けて猫がいればそれで十分なのです。

親孝行

幼い頃から私の両親は祖父母に親孝行をしてい

た。


それは週末に私達孫を連れて顔を見せに行くこ

とだったり、旅行に連れて行くことだったり、

家に招いたり、金銭面での援助をしていること

で、その姿を見て私は育った。




特に両親は両方の母をよく面倒を見て

支えになっていた。



それは何故なのか、両親から聞いたことは

ないけれど、想像するに、物心ついた時から

親孝行しようと思うに至るまでの間、

世話になった 迷惑をかけた 心配させた

親のおかげでここまで来れた と、思えたから

なのだと思う。




おかげ様での感謝の気持ちを持っている人

親孝行をしている人に成功していない人は

私の周りにいない。

私の周りの成功者は皆、親孝行をしている。



気づけないうちは、成功出来ないのだろう。



私はといったら、苦労を見せず弱音を吐かない

両親のおかげでどれだけ迷惑をかけて、心配さ

せていたのかに気づいたのは、私の娘達に自我

が芽生えて自立しはじめた時だった。


おう、おう、両親よ。こんな思いをしていたの

ですか。と、思ったら思わず両親の前で泣いて

謝った時があった。(笑)


私は両親を思う時、もう感謝しかない。

生意気な口を散々叩いた時期もあったけれど

両親の悪口を姉と語り合った日もあるけれど

もう感謝しかない。


「うるせー。くそばばあ。」

そんな口を叩いてもケラケラ笑って私を育てて

いた母が庭で


「花は、こたえてくれる。」と言った後



「あなたもね。」と、言った。




そんな言葉を聞いたのは初めてで

「?」といった顔しか出来なかったが



やっと始まった私の親孝行が伝わり出したの

かなぁ?と思ったりしたのだが両親のそれには

まだまだ到底及ばない。



どんな場にも、ありがたく感謝すべき人がいて

繋がりがある。


ありがたく感謝すべき人でも、欠点はあるし

嫌おうと思えば人は簡単に悪口が始まる。


でも、それを上回るありがたさと感謝に

気づけた時から、人は変わる。


若いうちから気づいている人もいるし

私より年上の人でも気づけないでいる人もいる。



最近、仕事の紹介と諸々の面倒をみて

仕事が始まるところまで来て断った人がいた。

要は、私の顔に泥を豪快に塗ったくってくれた

わけなんだけれど、そのことはそれはそれで

見抜けなかった私の未熟さに気づかせてくれた

人なのだと思い、自分に与えられた目の前の

仕事に私は感謝して向き合っていこうと改めて

思うことが出来たし、今の私の仕事を取り巻く

全ての人に感謝をしている。



一生懸命仕事をして、笑顔で過ごし

何かあってもなくても顔を出し


あぁ、これで安心して死ねるわ。

と、思ってもらわないとならない。



もうすぐ父の日。

いつまでも 私のことを

俺の娘。何かあったら助けなくちゃ。

という思いがとても強い父。


まずはその父親の責任感をとっぱらう作業でも

考えるとします。


みなさんにとっての親孝行はどんなでしょう。