疑うことを知らない子供のようなちぃちゃんを
ひょいとキャリーバッグに入れ、
はたと気づいて鳴きだしたちぃちゃん。(遅。)
「やだよ〜」
「やだよ〜」と鳴いてるように聞こえます。
膀胱炎で何度も病院通いをし、痛い思いもしているのでそれは不安な気持ちになってしまったと思います。
しかし、です。
車を走らせ1分位した頃でしょうか。
鳴きやんだのです。
猫は車に乗っても方角が分かるのでしょうか?
いつもお世話になっている病院の方角とは違う方角へ車は走っていて、かかりつけがお休みの時に行く病院はまた違う方向。
飼い主が走っている方角には、これから向かおうとしているペットサロンと、実家があります。
ちぃちゃんが車に乗って出かけることがあるとしたら、今挙げた場所のいずれかだけなんですね。もし、ちぃちゃんが車に乗った時、方角と場所とそこで経験した思いをセットで覚えていたとしたら、ペットサロンと実家は嫌な思いをする場所ではないので、「あれ?この方向は病院じゃないぞ?」ということに気づいて鳴きやんだのでしょうか?いつもならばどんなに安心させる言葉を掛けても、ちぃちゃんは病院へ着くまで
ずーっと「やだよー!」「戻ってよー。」
「ふざけんなよー。」と
鳴き続けるのです。
静かなちぃちゃんを不思議に思いながら
ペットサロンに到着しました。
その日はペットサロンで譲渡会も催されていて
人もペットも沢山いました。
が、大人しいちぃちゃん。
ちぃちゃんは八重ちゃん以外だったら
全員大丈夫なんかい?!😅
私たちの順番は3番目。
対話士さんの到着が少し遅れていたため、
同じくセッションを待つ方と話をしていました。その方達はワンちゃん2匹とトライアル中の猫ちゃん(写真)と対話して貰う予定なのだそう。以前亡くなったワンちゃんのこと、思いなどを細かく教えていただき、家族にしか分からないことを言い当てられ、毎回涙なしには終わらないのだと話されていました。
そうなのです。
私が何度も彼女のセッションをお願いするかというのは、家族にしか分からないこと、思い
エピソードを言い当てられ、その時、ペットの抱いている思いに心が震えるからなんです。私の周りにはそんな人インチキに違いないと言う人もいます。ハッキリ言う物言いに、嫌い。と言う人もいます。けれど、そう言う方たちは実際に彼女に見てもらったことがない人たちです。見てもらったら必ず信じられるよ。と、言い切ることは出来ないですが
ハリウッド映画の「全米が泣いた。」よりは
心が震えて泣けるよ。と、言えると言っておきます。
前置きが長くなってしまいましたが
さぁ、いよいよ私とちぃちゃん(八重は写真)
の番が来ました。
まず、お会いできていなかった間に八重ちゃんを迎えたこと、今日は連れてこれなかったことを伝えました。すると動物対話士さんは
「『なんで捕まるのーぉ?』って言ってるわ」
ちぃちゃんはどうして捕まってキャリーバッグに入っちゃうわけ?どんくさ…。
と、八重ちゃんは思っているというのです。笑
結構上から目線な八重姫。
そして、八重ちゃんの写真を見ながら対話士さんは、
「『うまくいってるわ。なんの問題もないけど?』(八重)
って言ってます。」
ははは😅
煙たがられ、怒られ、逃げられていても
「ノープロブレム!」と感じてるらしいです。
「いやいや、問題ありありです。」というと
「そうね、ちぃちゃんはね。
うるさいのが嫌みたい。うるさいというのは
ちょっかいを出されることね。
目の前にいても、おとなしく動かなければ
いいんだけど、動かれたり、おもちゃで遊び始めたりすると嫌がってどっかに行っちゃうわよね。」
「やめろ、、八重。💢」
ええ。そうです。😅
私が凄いと思ったのは、
八重ちゃんの写真を見て、
「うまくいってるわ。問題ないけど?」
と言っている。
と、八重ちゃんから受け取って話されたことです。
私は前日、どうしても八重ちゃんを連れて行って、話を聞き出したかったので
「八重ちゃん、明日動物対話士さんに会いに行くよ?その方を通して思いを伝えて?
ちぃちゃんのことどう思っているのかとか、
助けてもらった時のこととか、名前のこととか
代わりに話してくれるから、行こうね。
病院じゃないよ、譲渡会のあったあのサロンだよ。大丈夫だから明日キャリーバッグに入ってね?」ということを何回も話していたのです。
私は対話士さんが写真からでも対話できる事が
頭から抜けていたので、何がなんでも連れて行かねば!と思っていたのですが
もしかしたら八重ちゃんは行かなくてもテレパシーを送ればいいじゃん?!とすでに感じていたのかも知れませんね。
対話士さんは、私が質問するより前に
「うまくいってるわ」って言ってるよ
と、教えてくれたのです。
凄い。
対話士さんは、視えたもの聞こえたものを
ただ伝えているだけです。と言います。
私たちはそれを「凄い」力を使えている人
と思ってしまい、凄い!というのでしょうが
対話士さんにとっては凄いことをしている感覚はないのでしょうね。
私も、皆さんも人から「凄い」と
言われたことがあると思います。
そのことを思い浮かべて欲しいのですが
大抵のことは、え?凄いことなんてしてないけど?ということだと思います。
好きなこと、自然に出来ちゃうことに
邪心がない。人は疑うことなくありのままに取り組めることに力が宿っていて、人の心を震わせるのだと私は思っています。
動物対話士さんと会う③に続きます。