神がもし、世界でもっとも不幸な人生を私に用意していたとしても、私は運命に立ち向かう。
そう言ったのは
今年生誕250年だったベートーヴェン
ハイリゲンシュタットの遺書の家
菩提樹の脇の階段を登ると遺書を書いた部屋
自殺を考えるほどの時期を乗り越えて
書いた遺書
この手紙で分かることはもうこの時点で
死ぬ気はなく、難聴ではあるけれど、新たな自分の天命を確信した。
それはピアニストとしての生命の死を意味していたけれど、作曲家として再生することになった。
その出発点となるこの「ハイリゲンシュタットの遺書」を書くことによって死を選ぶのではなく、苦悩から克服し、再出発への決意をする人生における重要な区切りをつけることができたことが分かる。
ベートーヴェンの散歩道
彼はここの自然の中で決心をしたのか
私のような人間にベートーヴェンの苦悩を理解するのは難しいけれど
ベートーヴェンの音楽は時を超えて
私達に語りかけてくれている様に思います。
飼い主がもし、アタシを差し置いてピアノを弾こうとするならば断固として立ち向かう
ちぃ